概要/目的
第2回では、いよいよ 自分のお店のECサイトを作る 実践に入ります。
実際に BASE(ベイス) の編集画面を使って、トップページや商品ページを作りながら、「お店の考え方」や「商品の魅力」を伝えるサイトづくりを体験します。大切なのは「どんなお店にしたいか」「どんなお客様に伝えたいか」を、
サイトの中でちゃんと表現することです。
前回まとめた STP分析や企業のコンセプト(お店の想い・目的) をもとに、トップページやコンセプトページ、商品ページなどの内容を考えていきます。
また、今回は ChatGPTを使って文章やキャッチコピーを作る方法も学びます。
自分の考えを入力するだけで、AIが言葉の形にしてくれるので、
初めてでも「伝わるページづくり」ができるようになります。
目的
- 自分のお店のECサイトを実際に作りはじめる
- STP分析で整理した内容を、サイトの文章や構成に活かす
- ChatGPTを使って、自社の想いや商品の魅力をわかりやすく表現する
講座資料
ワークシート(Googleスプレッド)を下記ボタンで表示して、コピーして使ってください。
あなたのお店の“伝わる言葉”をつくろう
まず最初に「自分のお店や商品のコンセプトを言葉にするワーク」から始めます。
このワークでは、ワークシート – コンセプト にある10個の項目にそって、あなたのお店の特徴や想いを書き出していきます。この内容がそのまま、後でChatGPTに入力する“材料”になります。
| 項目 | 入力例 | 解説 |
|---|---|---|
| 会社名(ブランド名) | 天草レモンファーム | お店やブランドの正式名称を入れます。個人でも屋号があればOKです。 |
| 商品名 | 天草の恵み・無農薬レモン | メインで販売したい商品・サービス名を入れます。シリーズ名でも構いません。 |
| 願望(お客様が叶えたいこと) | 家族に安心して食べさせられる食材で、健康的な暮らしをしたい | お客様が商品を通して「どうなりたいか」「どんな理想の状態を求めているか」を書きます。感情やライフスタイルで考えるのがポイントです。 |
| 悩み(お客様が困っていること) | スーパーのレモンは輸入品が多く、農薬や防腐剤が心配。子どもや家族に安心して使える国産レモンがなかなか見つからない。 | 願望を叶える上で「何が邪魔になっているか」「どんな不安や不満があるか」を書きます。実際の声を想像すると良いです。 |
| 提案(自社の提案内容) | 天草の豊かな自然と潮風に育まれた無農薬レモンを、採れたてのまま農家から直送。皮まで安心して使える“生産者の顔が見えるレモン”をお届けします。 | お客様の悩みをどう解決できるかを、自社の視点で一文にまとめます。「〜を通して、〜を実現します」という形にすると分かりやすいです。 |
| 商品(解決の具体策) | 天草産・無農薬・防腐剤不使用のレモン。皮ごと使えるので、料理・ドリンク・お菓子づくりなど幅広く活用できます。 | 提案を実現する具体的な商品・サービス内容を簡潔に書きます。特徴・使い方・強みを入れると◎です。 |
| ブランドの想い・理念 | 地域を耕し、人を元気にするレモンづくり | なぜこの仕事をしているのか? 何を大切にしているのか?という「会社の根っこの想い」を書きます。 |
| 社会的意義・こだわり | 耕作放棄地を再生し、若手農家が笑顔で働ける地域をつくる | 自社の活動が社会や地域にどう貢献しているか、またどんなこだわりがあるかを書きます。 |
| ターゲット人物像 | 料理好きで家族の健康を大切にする30〜40代の主婦。自然派・国産志向・地域に共感する人。 | どんな人に届けたいかを、年齢・性別・ライフスタイル・価値観などで具体的に書きます。 |
| トーン・雰囲気キーワード | 自然・誠実・温かい・やさしい | ブランドや商品ページの“空気感”を表すキーワードを書きます。デザインや言葉のトーン決めに役立ちます。 |

下の記事の目的:企業ミッションの明確化の章を参考に作成しましょう。


Aboutページを作る
BASEの見た目を整える前に大切なのは、
「このお店は、何を大切にしているのか」を伝えることです。
前章のワークで整理した「会社名・商品・お客様の願望・自社の提案」など10項目をもとに、
ChatGPT(マイGPT)を使って、ブランドのストーリーを文章にするところまで行います。
Aboutページ作成の手順
「ワークシート – コンセプト」にある10項目(会社名・商品・願望・悩み・提案など)をすべて記入します。これがAboutページの材料になります。
ワークシートで書いた内容(A列の項目名・B列の入力欄)をそのままChatGPTに貼り付けます。ブランドの想い・背景・価値観をもとに、ページ構成と本文が自動生成されます。
出力された文章を読み、表現を少し自分らしい言葉に直します。長すぎる部分は削ってOKです。大切なのは「自分の声で伝えること」です。
出来上がった文章を、サイトの「About(私たちについて)」ページに貼り付けます。見出しを分けたり、写真を追加して読みやすく整えましょう。
商品ページの原稿を作る
前章のワークで整理した 「用途・悩み・価値・ベネフィット・競合との違い」 などの項目をもとに、
ChatGPT(マイGPT)を使って、商品ページの文章と構成を完成させます。
まず「ワークシート – 商品コンセプト」にある以下の項目をすべて記入します。
これが商品ページの材料になります。
商品ページの作成ボタンを押します。
ワークシートに入力した内容(A列=項目名 / B列=入力内容)を
そのままChatGPTに貼り付けます。
例)
用途:料理・ドリンク・スイーツづくり
悩み:子どもに安心して使える国産レモンがない
価値観:無添加・健康志向
提案:皮まで使える無農薬レモンを届ける
ChatGPTは、これをもとに以下の構成を自動で作ります:
- ブランドや商品の背景・物語(感情導入)
- 商品の特徴・スペック(具体的な品質・こだわり)
- 使用シーン・おすすめの使い方
- 安心・信頼を支える仕組み(生産・製造・品質管理)
- 内容量・サイズ・詳細情報
- お客様の声(想定レビュー)
- ブランドまたは生産者メッセージ
- 購入ガイド(価格・配送・注意事項など)
文章が苦手でも、このSTEPで商品ページの土台が完成します。
出力された文章を読みながら、
- 語尾を自分らしい表現に変える
- 長すぎる部分は削る
- お客様が誤解する表現は直す
- 本当に伝えたい想いが入っているか確認する
という形で「自分のお店の声」に整えていきます。
ChatGPTの文章は“素案”なので、そのまま使う必要はありません。
あなたの言葉を足すことで、ファンが増えるページになります。
完成した文章をネットショップに貼り付けます。
- 見出しをつける(H2 / H3)
- 写真をバランスよく配置する
- スマホで読みやすいか必ず確認する
- 余白を意識して詰め込みすぎない
特に写真は売上に直結します。
明るい写真・使っているシーン・手に持ったサイズ感などがあると、購入率が一気に上がります。



