SEOとは
「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略称で、一般的には「検索エンジン対策」と呼ばれます。
SEOの主な目的
Googleなどの検索エンジンでキーワードが検索された際、自社のサイトをより上位に表示させ、そこからの流入(サイトに人が入ってくること)を増やすことが目的です。
単にアクセスを増やすだけでなく、どのようなキーワードで人を集め、どのように商品購入やサービス利用といった「成約」に繋げるかという、サイト全体の戦略(キーワード設計)を含みます。
ECサイトのSEO
サービスページとブログの使い分け
ECサイトには、商品紹介などの「サービスページ」と、役立つ情報を発信する「ブログ(記事)」の2種類があります。
ECサイトでSEOを行う手法として、ブログを書いて集客する方法があります。自社サイトのブログのことを「オウンドメディア」と呼んでいます。
SEOのステップ
SEOのステップは、キーワード設計 > 記事執筆 とします(本来はもっと工程がありますが簡略的にしています)。
キーワード設計テンプレートを準備していますので、下記ボタンからダウンロードしてください。

テンプレートは、読み取り専用で編集不可になっていますので、自分のGoogleドライブにコピーしてください。コピーする名前は、分かりやすいように会社名や店舗名にしましょう。
ラッコキーワードを使って、検索上位を狙うキーワードを探します。キーワードが決まったらスプレッドに入力します。
狙うキーワードが決まったら、記事執筆を開始しましょう。
ユーザーが何を求めて検索しているのか(検索意図)を把握し、それに応えるキーワードを選定すること。今回の講座のメインになります。
キーワード設計 – 自社webサイトの現状分析
ステップ3のキーワード設計の手順を見ながら実施しましょう。
現在の自社webサイトのページ構成をスプレッドにまとめておきます。この作業によって、現在どんなページが存在しているかを把握します。

もし、この時点でページタイトルの不備があれば修正するとよいです。
例えば、上画像の例ですと、料金・出稿時間 – 天草海鮮蔵 というページタイトルには主語である「イルカウォッチング」が抜けています。もったいないですね。
ブラウザで確認する場合
- ブラウザのタブに表示されているテキストがページタイトルです
- ページタイトルはブックマーク時の名前にも使われます
HTMLソースで確認する場合
ページ上で右クリック →「ページのソースを表示」を選び、<title> タグを探します:
html
<head>
<title>ここがページタイトル</title>
</head>
自社webサイトのキーワードを調べる

ラッコキーワード(https://rakkokeyword.com/)を開いて、サイト調査(競合調査等)タブを選択して、自社Webサイトのドメイン名を入力して「無料で調査」ボタンを押します。

取得したキーワードをスプレッドに入力していきます。

こうすることで、狙うキーワードが重複するのを防ぎます。上画像の例のように、カテゴリ(話題)ごとに分けます。
競合サイトのキーワードを調べる
自社サイトと同様に競合サイトが持つキーワードを調査していきます。競合サイトができるだけ多いほうがよいです。たくさんのライバルサイトがどんなキーワードで集客しているか、しっかりと把握してください。


ラッコキーワードの有料プランに登録すると、競合キーワードを全て見ることができ、月間検索数(月に何人の人が検索するか)を知ることができます。
上画像の中で、取り込みたいキーワードがあれば、抜き取ってスプレッドのキーワードシートに追加していきます。
Googleサジェストからキーワードを取得する
Googleの検索窓にキーワードを入力すると、自動的に表示される候補のことです。これはユーザーが実際に検索しているワードをGoogleが提案してくれるもので、検索ニーズの高いキーワードを効率よく収集できます。
手動で調べる方法
- Googleの検索窓にメインキーワードを入力する
- 入力中に表示されるサジェスト候補をメモする
- キーワードの後ろに「あ・い・う・え・お」や「a・b・c」などのアルファベットを追加して、さらに多くの候補を引き出す
例:「ダイエット」→「ダイエット 食事」「ダイエット 運動」「ダイエット サプリ」など
ラッコキーワードを使って一括取得する方法
手動で調べるのは手間がかかるため、先ほどのラッコキーワードを活用すると効率的です。
- ラッコキーワード(https://rakkokeyword.com/ )を開く
- 検索窓にメインキーワードを入力して検索する
- 「サジェストキーワード」を選択すると、Googleサジェストのキーワードが一覧で表示される
- 右上の「コピー」ボタンでまとめてコピーできる
- コピーしたキーワードをスプレッドシートに貼り付けて整理する
その他のキーワードの見つけ方
1. Googleの「関連検索」を使う
検索結果ページの一番下に「関連検索」という欄があります。検索したキーワードに関連するワードが8件表示されるので、新しいキーワードのヒントになります。サジェストと合わせて確認するのがおすすめです。
2. 「People Also Ask(他の人はこちらも質問)」を活用する
検索結果の途中に表示される「他の人はこちらも質問」のボックスには、ユーザーがよく疑問に思っていることがまとまっています。記事のタイトルや見出しのアイデアにもなるため、積極的に活用しましょう。
3. SNSのハッシュタグを調べる
XやInstagramで自社のサービスや商品に関連するハッシュタグを検索すると、ユーザーが実際に使っている言葉を知ることができます。検索エンジンでは出てこないような「生の言葉」が見つかることも多いです。
4. Yahoo!知恵袋・Quoraで質問を探す
ユーザーが実際に悩んでいる質問が多く集まっています。「どうすれば〜できる?」「〜のおすすめは?」といったキーワードは、そのまま記事テーマにもなりやすいです。
5. Amazonや楽天のレビューを読む
商品・サービス系のキーワードを探す場合に有効です。レビューにはユーザーが自然に使う言葉が詰まっており、「どんな言葉で検索するか」のヒントが得られます。
キーワードシートの作成例

記事を執筆する
キーワードが揃ったら、いよいよ記事を書いていきます。ここではAIを活用して効率よく記事を作成する方法を紹介します。
STEP1:AIで見出し構成を作る
最初から本文を書こうとすると、内容がまとまらず時間がかかります。まずはAIに記事の「骨格」となる見出し構成を作ってもらいましょう。
使用するAIツール:ChatGPT / Claude など
プロンプト例:
以下の条件で、SEO記事の見出し構成を作成してください。
・キーワード:[ここにキーワードを入力]
・ターゲット読者:[例:副業を始めたい30代会社員]
・記事の目的:[例:ブログで収益化する方法を知ってもらう]
・文字数の目安:3000〜5000文字
・H2見出しを4〜6個、各H2の下にH3見出しを2〜3個作成してください。
AIが提案した構成をそのまま使うのではなく、自分の経験や伝えたいことに合わせて修正してから使いましょう。
STEP2:AIに見出し構成を渡してタイトルを作る
見出し構成が決まった後にタイトルを作ると、記事の内容に沿ったタイトルになります。以下のプロンプトに、作成した見出しをそのまま貼り付けて使ってください。
プロンプト例:
以下の条件で、SEO記事のタイトル案を10個作成してください。
・メインキーワード:[ここにキーワードを入力]
・ターゲット読者:[例:副業を始めたい30代会社員]
・記事の見出し構成:
(作成した見出しをすべて貼り付ける)
・32文字以内で作成してください。
・クリックしたくなる、メリットや結果が伝わるタイトルにしてください。
AIが出した候補の中から、以下のポイントを基準に選びましょう。
1. メインキーワードがタイトルの前半に入っている
Googleに記事の内容を正確に伝えるために重要です。キーワードが後半に埋もれないように意識してください。
2. 数字が入っている
「5つの方法」「3ステップ」など具体的な数字があると、読者に内容の具体性が伝わりクリック率が上がります。
3. 読者のベネフィットが伝わる
「〜できる」「〜がわかる」など、記事を読んで得られることが明確なタイトルが効果的です。「何が得られるのか」が一目でわかるかどうかを確認しましょう。
STEP3:見出しをもとに本文を作成する
見出し構成が決まったら、AIに各セクションの本文を書いてもらいます。一度に全文を生成しようとすると内容が薄くなりがちなので、見出し1つずつに分けて依頼するのがコツです。
プロンプト例:
以下の条件で、H2見出しの本文を書いてください。
・H2見出し:[ここに見出しを入力]
・記事全体のキーワード:[ここにキーワードを入力]
・ターゲット読者:[例:副業を始めたい30代会社員]
・文体:です・ます調、わかりやすく丁寧に
・文字数:600〜800文字
・具体例や数字を入れて、説得力のある内容にしてください。
これを見出しの数だけ繰り返すことで、記事全体の本文が完成します。
STEP4:AIが書いた文章を必ず自分で修正する
AIが生成した文章はあくまでも「下書き」です。そのまま公開すると、どの記事も似たような内容になってしまい、読者に響きません。以下のポイントで必ず手を加えましょう。
- 自分の体験談や具体例を追加する → オリジナリティが増し、読者の信頼につながる
- 不自然な表現を直す → AIは回りくどい言い回しをすることがあるので、読みやすく整える
- 最新情報に更新する → AIの情報は古い場合があるため、数字やデータは必ず確認する
- 冒頭と結論を自分の言葉で書く → 記事の印象を決める部分なので、自分らしさを出す

